【介護・福祉施設】通信速度が遅くなる輻輳とは?発生する原因と対処法

MJE 編集部

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こんにちは!IT解決コラム編集部です。

介護・福祉施設では、オンライン診療、電子カルテやクラウドサービスの活用など、業務のデジタル化によってインターネットの重要性がますます増加しています。

一方で、「通信速度が遅く業務効率が下がった」「オンライン診療や山積みの紙文書の電子化をあきらめている」といった課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。

それは、「輻輳(ふくそう)」が発生していることが原因かもしれません。

輻輳を防止することで、通信環境を改善し、スタッフの業務効率を飛躍的に高めることができるだけでなく、利用者様とのスムーズなコミュニケーションにもつながり、顧客満足度を大幅に向上させることができます。

今回は、介護・福祉施設で、インターネットの通信速度が遅くなる「輻輳」の発生原因や、改善する方法についてご紹介します。

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輻輳(ふくそう)とは?仕組みを解説

輻輳(ふくそう)とは、「ものごとが1ヶ所に集中し混雑している状態」

輻輳(ふくそう)とは、「ものごとが1ヶ所に集中し混雑している状態」のことを指し、特にネットワークの分野においては、「通信回線にアクセスが集中している状態」を意味します。

通信回線は、回線の契約内容や、ルーターなどのネットワーク機器の性能などによって、同時に処理できるデータ通信量に限度があります。その限度を超えると、通信速度が自動的に制限されるようになっています。

そのため、多くのスタッフや施設利用者が、同じネットワークで同時に大量のデータ通信をした場合、通信速度が低下することになります。

通信速度が遅くなるメカニズム

通信速度が遅くなるメカニズム

「うちは1Gbpsの高速回線を契約しているから大丈夫」と思っていても、実際に使ってみると50Mbpsしかなかった、というケースがよくあります。

下記の記事でも解説しましたが、プロバイダが提示する通信速度は理論値の最大速度であり、実際の数値とは異なるからです。

通信データ量の上限値(帯域幅)は低くなる理由は?

結論からお伝えすると以下の理由により、通信データ量の上限値(帯域幅)が低くなります。

・周辺住民が大容量のデータ通信を行っている(回線を共有するベストエフォート型の場合)
・光信号をデジタル信号に変換するONU(回線終端装置)の処理性能が低い
・ルーターやアクセスポイントなどのネットワーク機器の処理性能が低い

そして、ネットワークを通過する通信データ量(帯域)がその上限値に達すると、輻輳が発生して通信速度が遅くなってしまいます。

「なぜ通信速度が遅いのか分からない」とお困りの方は、まずは現状の通信速度がどれくらいなのかを測定するとよいでしょう。

通信速度の測定方法については下記の記事でもご紹介したので、ご参照いただければと思います。

≫【法人・事業者専用】パソコン・ネットワークに関するトラブルを相談する

通信データ量が大きいアプリケーション

通信データ量が大きいアプリケーション

介護・福祉施設では、オンライン診療、電子カルテ・介護ソフト、クラウドサービスなどのデジタル化を積極的に推進する機運が高まっており、それに合わせて日々のデータ量がますます増加しています。

特に、下記のような利用シーンは通信データ量が大きいため、注意が必要です。

ツール1時間あたり通信料
動画配信サービス(Youtube)約1,100MB/時間
WEB会議ツール(ZOOM)約500MB/時間
リモートデスクトップ約300MB/時間

上記の表の数値は、1人(端末1台)が快適にサービスを利用できる帯域(1秒間に送信できるデータ量)を示しており、ネットワーク内で使用されている帯域の総量が上限値に達すると、通信速度が自動的に遅くなる仕組みとなっています。

そのため、ネットワークの通信速度を最大化するための対策としては、同時に利用するアプリケーションの数を制限したり、大容量データ通信をさせないよう各端末の設定で帯域制限することが考えられます。

しかし、それらの設定をするのは高度な知識が必要なほか、何より手間がかかり面倒なため、情報システム担当者が足りていない場合は、対応が難しいでしょう。

そのようなときは、後述をさせていただく「Tbridge」という製品がおすすめです。

「Tbridge」は、LANケーブルをつなぐだけで自動的に輻輳を防止することができ、面倒な手続や専門知識、運用の手間が必要ないのでとても便利です。

とくに無線LAN環境で輻輳が起きやすい

とくに無線LAN環境で輻輳が起きやすい

また、この現象は無線LAN(Wi-Fi)のネットワークで起きやすいという特徴があります。
主な理由として、2つ挙げられます。

理由1.通信量の予測が難しい
有線LANの場合は、LANケーブルごとに利用ユーザーが決まっており、通信量をある程度想定できるため、ネットワーク機器を適切に配置することで通信の集中を回避できます。一方で、無線LAN(Wi-Fi)の場合は、不特定多数のユーザーがアクセスするため、時間帯によって通信量にばらつきがあり予測が難しく、一時的に通信量が超過する可能性が高くなります。

理由2.パケットロスが発生しやすい
無線LAN(Wi-Fi)の場合、障害物やアクセスポイントとの距離等によって、通信データが適切に受信されず途中で消失する「パケットロス」という現象が発生しやすくなります。
一般的にWEBサイトの閲覧などで使われる「TCP」という通信規格では、パケットロスが発生するとデータが適切に受信されるまでサーバからデータを再送し続けるという特性があるため、再送データで回線が混雑し通信速度が低下することがあります。

以上の理由から、スタッフや利用者が無線LAN(Wi-Fi)を使うことが多い施設では、とくに輻輳対策をすることが重要となります。

しかし、これまでは無線LAN環境において輻輳対策をする製品が存在せず、電波強度の強いアクセスポイントや処理性能の高いルーターを配置することが最善策でしたが、パケットロスが発生した際にデータ再送を軽減するという根本的な解決には至りませんでした。

「Tbridge」は、通信データを一時保存し、パケットロスが発生した際にサーバを介さず即座に端末側へ再送データを提供するため、再送データによる回線の混雑を防ぐことができます。

Tbridge(ティーブリッジ)のご紹介

「Tbridge」は、無線LANの状況を自動的に「把握→改善→安定化」のサイクルで繰り返し最適化することで「速度の低下」「接続の断絶」「接続不能」といった問題を解決しといった問題を解決し、安定的な無線LANの運用管理を可能にする無線LAN最適化ソリューションです。

機能① 無線LANの問題を可視化

「Tbridge」は、無線LANの状況をリアルタイムで数値化・グラフ化するため、現在ネットワーク内でどのような問題が発生しているかを瞬時に把握することができます。

Tbridgeの管理画面イメージ
Tbridgeの管理画面イメージ

機能② 独自アルゴリズムでデータ転送を高速化

「Tbridge」は、無線通信に特化した独自のTCPアルゴリズムにより、通信データ(パケット)の送信量自体を自動でコントロールし、ネットワーク輻輳を回避することができます。

これにより、パケットロス、再転送、遅延を改善し、最大約3.5倍のデータ転送速度を実現します。

Tbridgeの効果検証データ

機能③ トラフィック制御

「Tbridge」は、データ通信を自動調整することにより、容量の大きなデータ通信を行う端末による帯域幅の独占を防止し、安定した通信トラフィックを実現します。

以上の3つの機能で「Tbridge」はこれまでになかったアプローチでネットワーク輻輳の根本的な問題解決に貢献します。

また、Tbridgeはルーターとスイッチングハブ・アクセスポイントの間に接続するだけで利用でき、ネットワーク構成の変更が不要なので、スピーディに導入することができます。

この革新的な機能は特許取得済み(第6145190号)ですので、他社にはない強みがTbridgeにはあります。

介護・福祉施設以外にも、オフィスや店舗など多くの施設で「ネットが遅い」という課題を持っていらっしゃるご担当者も多いと思います。

実際に弊社で検証した結果を以下の記事にてまとめておりますのでご覧ください。

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